枇杷の王国日記

日本ビワ温圧療法師会本部によるブログ。ビワに関する情報、健康情報、活動などを随時配信。

穏やかな最後とは? いわゆる【老衰】による死亡者は、近年激減しています。

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 こんにちは、枇杷の王国スタッフのSです。

 私達がやがて迎える「死」という瞬間について、どんなイメージをお持ちでしょうか。家族に見守られながら、穏やかな家庭の中で、眠るように安らかに息を引き取る・・・ほとんどの方が、漠然とそんなイメージをお持ちだと思います。

 しかし、現実には少々世知辛いデータが出ているようです。元気なうちに読んでおきたい、現代人が抱える老衰事情をまとめました。

 老衰で最後を迎えるのは、今や『狭き門』

 いわゆる老衰とは、亡くなった方に死因となる疾患が見当たらず、生物的に老化が原因だと考えられる場合を指します。映画や、ドラマなどでもよく描写され、私達にとって「穏やかな最後」と聞いて最も強くイメージできる瞬間です。

 しかし、厚生労働省の調査によって、それは映画やドラマの世界だけのことだという事が、白日の下にさらけ出されました。調査によると、死因が「老衰」と考えられる方の割合は、実に男性で2%、女性で6%と極めて少数で、残りの95%ほどの方は、何らかの病気によって病院にかかり、その多くは病院のベッドでなくなっていることになります。

 この大変ショッキングな事実を、多くの方がご存じないのではないでしょうか。

正しく備えれば、ほとんどの問題は回避できる!

 現代人の死因の第一位は癌(30%)、二位は心疾患(15%)、三位は脳血管障害(11%)とされ、日本人の3大死因と呼ばれます。次いで肺炎、不慮の事故、交通事故、自殺、腎不全、肝疾患、糖尿病、高血圧性疾患、結核、そして老衰です。

 このリストを見ると、そのほとんどの死因は「備え、予防することが十分に可能なもの」だとお気づきになるでしょうか。たとえば、近年目覚ましい進歩を遂げる癌治療にしても、肝心なのは早期発見、早期治療です。早期に発見さえできれば、完治する可能性は飛躍的に上がっています。また、発見するための検査技術も、どんどん改良され、今ではレントゲンにも写らないようなものも比較的容易に発見できるのです。

 しかし、なぜ依然として癌が死亡原因の第一位なのでしょうか・・・。それは、「検査を受けない人があまりにも多い」からだと言われています。進行してしまった癌は、現代医学をもってしても、依然として完治は難しい病なのです。また、死因の多数を占める各血管障害にしても、今は予防のメカニズムがかなり解明されてきています。

 誰でもその気になれば、ある程度は自分のチカラで最後の瞬間を選択できるようになってきているのです。まずは真実を知る事、そして備える事ではないでしょうか。

 どのように備えればよいか、健康面でご不安な方はぜひご相談ください。ビワの王国スタッフが、お調べし、医師、薬剤師、鍼灸師等のご意見も伺いながら、お答えいたします。

 

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