東洋医学的に見た枇杷(ビワ)の効果効能①
こんにちは!枇杷の王国スタッフのKです!まさに「旬」の枇杷!弊社の敷地内でも枇杷が実っておりまして季節を感じます。今回は枇杷を東洋医学的、中医学的な観点から枇杷を見ていきたいと思いますのでぜひご覧下さい!!
中薬大辞典、四川中薬志に掲載
枇杷は古くから薬効があると言われていて、未だに民間療法で様々な症状に用いられていることはこちらのブログでも掲載させて頂いております。
中国でもその認識は変わらず、以前は薬の扱いもされていたそうで「中薬大辞典」や「四川中薬志」という生薬、漢方薬の原料や作り方、薬効が載った本にもどのような症状に効果があるのかということを東洋医学的、中医学的な観点から掲載されています。
また枇杷は部位によって異なる薬効があると考えられ、それぞれに注目してみて見ます。
「花」・・・傷風感冒、咳、血痰を治す
最初は「花」です。「傷風感冒」とありますが、花は風邪や感冒の時に効果があると中薬大辞典には掲載されています。秋の夜に白い花を咲かせますが、日本では花はあまり利用することはないようです。
「葉」・・・肺を清め、胃を和ませる。肺熱による痰咳、胃熱による嘔吐を治す
葉を洗って刻んで乾燥後、お茶として利用したり、「枇杷葉温熱療法」という枇杷の葉を用いての療法で使ったりします。
中薬大辞典での紹介では痰の少ない乾いた咳や糖尿病の口の渇き、暑気にあたり弱った胃の回復に良いとされ、浮腫みや利尿にも効果があるとされています。
次回は「実」と「種」について東洋医学的、中医学的に考えてみたいと思いますのでぜひご覧下さい!!
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引用画像:PhotoACより