枇杷の王国日記

日本ビワ温圧療法師会本部によるブログ。ビワに関する情報、健康情報、活動などを随時配信。

ビタミン欠乏症になるとどうなる?

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みなさん、こんにちは!!枇杷の王国スタッフのKです。私、酸っぱい物が好きでして梅干しとかレモンとかお酢とか無性に食べたくなることがあるのです。「酸っぱい」と言えばビタミンCですが、体が欲しているのかもしれません。ビタミンもビタミンC以外に色々ありますが、実はこのビタミンが不足すると体に不調を来たします。どのビタミンの欠乏症によってどんな病気、症状になるのかまとめましたのでご覧下さい。

ビタミンとは

ビタミンという名は、「生命にとって大切なもの」という意味で、ラテン語で生命 (vital)に不可欠な、アミン (amine)というものが由来です。

その後、色々なビタミン類が見つかり、アミンの構造でないものもあることがわかり、英語では「e」が無くなり「vitamin」となりました。

またビタミンは、見つけられた順番にA、B、C、D・・・とアルファベットの順番に名付けられました。その後にビタミンBはいくつかの種類に分別されることや、ビタミンF、Gなどがビタミンと呼べない物質であることがわかり、現在その名前は使われていないのが現状です。

「脂溶性」と「水溶性」

ビタミンには「脂溶性ビタミン」「水溶性ビタミン」があります。

(脂溶性ビタミン)

水に溶けづらく油に溶けやすいビタミンになります。油を使った料理をすると吸収率がアップし、効率良く体内にビタミンを摂取することができます。また、過剰に取り過ぎると体内に貯まり、過剰症が出ることもあります。

ビタミンA、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンEがこの脂溶性ビタミンに該当します。

(水溶性ビタミン)

水に溶けやすいビタミンで、体の中で使用されなかったビタミンは尿などから排泄物として体外に出されます。体に貯蓄しておくことが不可能なため、毎日摂る必要があります。
ビタミンCやビタミンB群、ナイアシンがこれにあたります。

ビタミン欠乏症

ビタミンが不足した場合に人間の体はどのようになるかをまとめました。

(脂溶性ビタミン)

ビタミンA欠乏症⇒夜盲症、眼球乾燥、皮膚乾燥、角化など

ビタミンD欠乏症⇒小児ではくる病、成人では骨軟化症など

ビタミンE欠乏症⇒脊髄小脳変性、消耗色素沈着、溶血性貧血など

ビタミンK欠乏症⇒出血傾向、血便など

(水溶性ビタミン)

ビタミンB1欠乏症⇒脚気、脳障害(意識障害、精神障害)など

ビタミンB2欠乏症⇒舌炎、口角炎、皮膚炎、口内炎、胃炎など

ビタミンB6欠乏症⇒舌炎、口角炎、皮膚炎、貧血など

ビタミンB12欠乏症⇒悪性貧血、脊髄伝道路の変性など

ビタミンC欠乏症⇒壊血病など

ナイアシンペラグラ、皮膚炎、下痢、痴呆など

となっております。みなさん当てはまるものがありましたか?もしあった場合は何らかしらの「ビタミン欠乏症」かもしれませんよ~。ビタミンを意識したバランス良い食事を心掛けましょう!!


過去記事

 

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 画像:PhotoACより