意外なアイデアがあなたを救う?「図書館」と「病院」の連携が話題。
九州の長崎県長崎市の図書館で面白い試みがされているという情報を知ったので記事として書かせて頂きます。ここには「がんコーナー」としてがんに関する本をはじめ検診の勧めや薬、サプリメントの情報などが500点以上置いてあると言います。単に何かを調べるだけではないこのコーナーの存在意義、病院との関係を見ていきます。
「図書館」と「病院」の連携
長崎市立図書館のがんコーナーには「がんの相談をしたい方へ」という掲示もあってどの「がん診療連携拠点病院」にもある市民向けの無料相談窓口の「がん相談支援センター」も紹介しています。
最初のきっかけとしては「がん」について調べようとする市民の方が非常に多かったということを図書館側が感じたということが発端らしいです。
拠点病院との連携は実はこの「がんコーナー」の存在を知った県の職員だったのです。偶然にも県の医療政策課のスタッフがこの図書館の利用者でコーナーの存在を知ったと・・・。
「県としても役に立つことができるのでは?」と医療政策課のスタッフが思い、「図書館」と「病院」の繋ぐ仲介役をされたということです。
がんに関する講座を開催
連携の一番大きな試みは「がん」に関する無料の講座を長崎市立図書館で何ヶ月か、年数回開催することです。
2012年には長崎大学病院や長崎市民病院、町医者や医療関係のソーシャルワーカーなどの方が講師を努めました。
2015年には「図書館で『がん』を学ぼう」を謳い文句に1回の集まりに70人前後集まるようになったらしいです。
図書館は病院よりも市民的にはハードルが低く気軽に訪れやすいという利点があります。
こういった工夫された取り組みが各地域で行われればがんに対する考え方が変わり、予防や治療の発展に大きく貢献するでしょう。
決して他人事ではない「がん」
「がん」という病が身近になってきてから何年が経ったのでしょうか。
今では2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなるという世の中です。
がんにも種類がありますが、特に「胃がん」、「肺がん」、「大腸がん」で亡くなる方は多く、注意すべきがんの種類といえるでしょう。また「膵臓がん」なども5年生存率は低いと言われます。
このような情報も図書館の「がんコーナー」で知ったものです。うまくこういった情報源を確保し、ぜひ自分の人生の役に立つものとしましょう。
過去記事
↓↓日本ビワ温圧療法師資格取得はこちら↓↓
トップ・アイキャッチ画像引用元:photoAC acworksより