枇杷の王国日記

日本ビワ温圧療法師会本部によるブログ。ビワに関する情報、健康情報、活動などを随時配信。

これが、知られざる機能性ビワ種の秘密。含有成分編②

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みなさんこんにちは!枇杷の王国スタッフのSです。

今回も弊社の顔と言っても良いくらいの物でありますビワ種の機能性、秘密をお伝えします!ビワが体に良いということは知っている人もいるかと思いますが、深いところまでは知らないという人にオススメになっておりますのでぜひご覧下さい!

 ビワの種は、大事な命を外敵、カビや菌から守らなければならない

ビワの種にはアミグダリンという物質が含まれていることは過去記事でもご紹介しました。アミグダリンは、アンズや青梅の実、種などにも含まれています。生で大量に食べると中毒を起こしますが、梅干しなど十分に熟成したものは毒性が分解され、無害になります。
つまり、ビワなどの植物は、未熟な実や大切な種を守るためにアミグダリンで防御します。しかし、いざ実が熟して準備が整ったら動物に食べてもらい、種を遠くに運んでもらう必要もあるのです。
この驚くような自然の知恵を、私達は上手に活用すべきです。。
アミグダリンは、分解されるとベンズアルデヒドやマンデロニトリルに変化し、「咳を鎮め、痰をとる」「嫌なにおいを抑える」「熱を下げる」「痛みを和らげる」などの生理活作用をもたらします。

ビワ種が持つ天然の抗菌成分

ビワの種は土壌のカビや菌から大切な種を守るため、防腐抗菌作用のある物質も含まれているようです。
その名も「安息香酸」です。抗菌作用があるとされ、天然保存料としても活用される安息香酸は、菌の増殖を抑えてくれます。感染症を防止しする効果があるとされ、日常のセルフメディケーションに大いに役に立ってくれそうです。

ビワの種の有効成分は、まだまだあります!次回も引き続き、含有成分編③をまとめてみたいと思います。

過去記事

 

biwaoukoku.hatenablog.com

 

 

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画像:楽天市場より