枇杷の王国日記

日本ビワ温圧療法師会本部によるブログ。ビワに関する情報、健康情報、活動などを随時配信。

これが、知られざる機能性ビワ種の秘密。含有成分編①

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おはようございます。枇杷の王国スタッフのSです。
江戸時代よりもっと昔から、癌に効くとか、咳に効くとか、痛みを止めると言われてきたビワの種。
今回は、ビワの種を徹底解剖。ビワの種を徹底解剖します。

 人体に欠かせない三大栄養素のひとつ、アミノ酸

 タンパク質のもととなり、細胞の再生を促進し、健康的な生活をサポートするアミノ酸ですが、ビワの種にはバランス良く豊富に含まれているようです。

 厚生労働省によれば、アミノ酸とは、三大栄養素のひとつであるたんぱく質を構成する、20種類の有機化合物のこと。(アミノ酸 | e-ヘルスネット 情報提供

 ひとつでも欠けるとたんぱく質を合成することができません。人体を構成する要素としては60%を占める水に次いで多く、残り約40%のうちのおよそ半分を占めています。

ビワの種には、20種類中15種類のアミノ酸がバランス良く!?

 ビワの種に含まれるアミノ酸の具体的な種類は以下の通りです。

(赤字は必須アミノ酸)(必須アミノ酸7種類+非必須アミノ酸8種類)
グルタミン酸 アラニン アスパラギン酸 プロリン セリン チロシン 

アルギニン グリシン

リジン フェニルアラニン ロイシン イソロイシン バリン スレオニン
トリプトファン

 20種類のアミノ酸のうち、一つでも欠けてはいけません。ビワの種には20種類のアミノ酸のうち15種類がバランス良く含まれています。しかも、人体で合成できず、食事で補う必要のある必須アミノ酸9種類のうち7種類がまとめて摂取できることになるわけです。

 健康な肉体を作る素材は、すでにビワの種に詰まっています!

ビワの種の効能の主役、アミグダリン!

 ビワの種は中薬大辞典という漢方系の書物にも、古くからその効能が記載されています。その秘密が以下の三種類!
アミグダリン マンデロニトリル ベンズアルデヒド
咳を鎮め、痰をとる」「嫌なにおいを抑える」「熱を下げる」「痛みを和らげる」などの生理活性作用があるとされています。
 もちろん、天然の成分ですから、お薬のように病気を治癒する機能として十分ではないかもしれませんが、長く親しまれてきたビワ療法には、このような成分が関係していたのでしょうね!
※アミグダリンは、強い成分です。生のビワの種をたくさん食べるのはオススメできません。たとえば、青梅などにも含まれていますが、梅干しには含まれていません。熟成、加工を行うことで簡単に安全な状態になります。

 

 病院のお薬代は、保険をつかって安く手に入ります。しかし、その医療保険料は赤ちゃんからお年寄りまでみんなで負担しているのです。安易にお薬を乱用するのではなく、まずはできるだけ自然の物を使って健康維持に努めることが大事ではないでしょうか。

 調子が悪くなる前に、自分の力で健康を守る。そのためには、身近な天然資源を上手に使っていきましょう!

 

次回も引き続き、含有成分②をまとめてみたいと思います。

過去記事

 

biwaoukoku.hatenablog.com

 

 

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